横浜で開催されたニューラルネットワークの国際会議IJCNN2024にて研究発表
2024年7月1日から5日にかけて学生2名(太田君、中村君)とともに、横浜で開催された国際会議IJCNN2024(IEEE WCCI 2024)に参加してきました。この会議は、人工知能、ニューラルネットワーク、進化計算など、幅広い分野の研究者が一堂に会する大規模なイベントです。
会議期間中、世界各地から集まった研究者との交流を深め、最新の研究動向や技術について多くの知見を得ることができました。特に、非線形ダイナミクスや神経科学に関連するセッションでは、多くの刺激を受けました。
私の研究室からは、学生2名が発表者として参加しました。彼らは、それぞれの研究テーマに関するポスター発表および口頭発表を行い、多くの参加者からの質問やフィードバックを受けました。学生たちにとっては、自身の研究を国際的な舞台で発表する貴重な経験となりました。
学生の発表内容
太田怜志(Reiji Ota)
発表テーマ: 「音声波形パターン認識のためのヒステリシス振動子ベースのリザバーコンピューティング」(Hysteretic Oscillator-Based Reservoir Computing for Audio Waveform Pattern Recognition)
中村仁(Jin Nakamura)
発表テーマ: 「リザバーコンピューティングに基づく行動計画モデル:動的シナプスと報酬ベース学習による前頭前皮質機能の模倣」 (Reservoir Computing-Based Model of Action Planning: Emulating Prefrontal Cortex Functions with Dynamic Synapses and Reward-Based Learning)
今回の会議参加を通じて、私たちの研究が国際的にどのように評価されるかを直接感じることができました。また、他の研究者との交流を通じて、新たな共同研究の可能性も見えてきました。これらの経験を活かし、今後の研究活動に一層励んでいきたいと思います。
会議の詳細やプログラムについては、IEEE WCCI 2024の公式ウェブサイトをご覧ください。
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