最近の投稿

人工培養脳でリザバーコンピューティングを実現

ラットの大脳皮質神経細胞で構成した「人工培養脳」の計算能力を、リザバー計算の枠組みを用いて解析する一連の実験を成功させました。2023年6月12日に米国科学アカデミー紀要 PNASのオンライン版で公開された本研究は、香取勇一教授と東北大学電気通信研究所の住拓磨氏(大学院医工学研究科大学院生)、山本英明准教授、平野...

香取勇一教授らが日本神経回路学会論文賞を受賞

香取勇一教授らの論文”Chaos may enhance expressivity in cerebellar granular layer”(カオスは小脳顆粒層での表現力を高める可能性がある)が日本神経回路学会論文賞を受賞しました。この論文は、神経科学とニューラルネットワーク分野において大きな影響力のあるNeu...

稲田将文君(博士前期課程2年 香取研究室)が精密工学会北海道支部 学生奨励賞を受賞

2021年3月23日、当研究室の大学院2年生、稲田将文さんが「精密工学会北海道支部 学生奨励賞」を受賞いたしました。 この賞は北海道内の大学や高専の学業成績優秀な学生に対して授与されるものであり、稲田さんの修士課程での研究成果が高く評価されました。 研究テーマは「自律移動ロボット制御のためのリザバー計算による感覚...